日本では、妊娠5ヶ月を迎える最初の戌の日に、安産を祈願する風習があります。
5ヶ月といえば体調も安定してきた頃で、パートナーや家族と一緒に、お腹の子供を想い安産を祈願する、とても良い文化だと思います。
そんな私も1人目2人目の妊娠時は、安産祈願に行きました。
ただ、今回3人目を妊娠して、「行かなくてもいいかなぁ・・」という気持ちになりました。
悩んだ末、御祈祷は受けず、お参りだけするという形を取りました。
ケチと言われればそれまでですが、一応色々悩んだのでその経緯を書きます。
戌の日参りに行かなくてもいいと思う理由
費用がかかる
こんなことを言うと大変罰当たりなのですが、単純に費用がかかるということです。
祈祷料の相場は5,000円ほどと言われています。
神社によっては、3段階ほどに価格設定がされていて、
「一番低い価格だとなんだか良く無いような気もしてくるし・・・」、なかなか難しい判断を迫られます。
たかが5,000円なのですが、それなりにお金のかかる妊娠期、そして出産、子育てを控える家族にとっては侮れない金額です。
お下がりでもらう大量の品物の保管に困る
安産祈願では、祈祷を受けたあと「お下がり」というものをいただきます。
ずっしり重みのある紙袋には、こんなものが入っています
御札、御守り、餞米、神箸、腹帯、お酒 などなど・・
もらったことがある人はわかると思うのですが、これらが、使途・保管に大変困る品々です。
特に「腹帯」は、白いめちゃくちゃ長い「ただの布」で、普段使いするには使いづらく
神社からいただいたもので、雑に扱うわけにもいかなかったのですが、数年保管し結局処分してしまいました。
唯一、御守りだけは普段使うカバンに付けて持ち歩きましたが、それ以外はいまいち活用しきれない品物でした。
気持ちの問題だから
”安産祈願したから、安産になる”、”安産祈願しなかったから、難産になる”
ということが、あるのかないのかは分かりませんが、
お参りに行くか行かないかが、お産の重さを左右するということは無く、結局は気持ちの問題だと思うからです。
お参りに行ったほうがいい人
行っておかないと不安な人
”気持ちの問題だから”と言っても、不安が付きまとう妊婦さんにとって”気持ち”の面はとても重要です。
「お参りに行けばよかった、御祈祷を受けておけばよかった」と、その後の妊婦生活や出産時にに
不安を抱えながら過ごすことになりそうな人は、御祈祷を受けた方が良いと考えます。
安産祈願に行ったことで、穏やかな気持ちで出産に挑むことができるのであれば、お参りに行く価値はあると考えます。
【お金をかけない戌の日参りの提案】
お参りに行くが、祈祷は受けないことにした!
2度のお産を経験しましたが、安産祈願に行っても、お産の重さはもちろんそれぞれで、
1人目の出産に関しては”安産”とはいえない出産でした。
そんなこともあり、3人目を妊娠した時は、「戌の日参り・・祈祷料高いし行かなくてもいいかなぁ・・」
という気持ちになっていました。
ただ”祈祷料が高い”というとこに引っかかっていた私。
上の子どもたちは、赤ちゃんがお腹にいることを、分かっているようで分かっていない感じですが、
こうやって家族揃ってお参りに来ることで、お腹の赤ちゃんのことを家族みんなで想えることはとても良いなぁと思いました。
安産御守りを購入!
都合が良いですが、神に頼りたくなる時が来るかもしれないので、安産御守りを購入しました。笑
戌の日に行ったので、祈祷を受ける人もたくさんいましたが、神社の人には特に何も言われませんでした(^ ^)汗
帰りは、家族みんなでご飯を食べて、とってもいい1日になりました。
適度な運動、バランスのいい食事、たっぷりの睡眠をとって、2022年10月の出産に向けてがんばります。
誰の参考にもならないかもしれませんが、こんなケチな家族もいますので、
別に行かなくてもなぁと思っている人もご安心ください。
最後までお読みいただきありがとうございます!
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